1月24日、交野第一中学校に「職業講話」に行きました。昨年までは小学生だった-というあどけなさも残る1学年のみなさんに、福祉とは、介護の仕事とは-のお話しをしました。講師は特別養護老人ホーム明星施設長・中川寛です。「福祉という言葉を聞いて、何を思いますか?」という質問が投げかけられました。
「お世話をすること」という返答がありました。「そうですね、じゃあ、何をお世話しますか?」という問いに、生徒さんが懸命に考えて「お風呂、着替え、食事、歯磨き、トイレ、、、、」と答えていきます。講師の中川は、「これらのことを『常に相手のことを思いやる』『相手の気持ちになって考える』という心を土台にしっかり持って、お世話をすること-それが『介護』ということです。その『心』がなかったら、単なる「作業」になります。それは介護でも福祉でのないのです。」というメッセージを送りました。座学の終盤では生徒さんから質問が寄せられました。「一番つらかったことはなんですか?」「一番うれしかったことはなんですか?」 これまで出会ったご入居者様のたくさんのお顔を思い出しながら、それぞれに返答をしました。

第二ステージは外に出て実習ー『車いすの体験』です。この中で車いすに触ったことのある人?「はーい!」と7割の生徒さんが手を挙げていました。小学校、病院、で経験しました、とのことです。案外多くて驚きました。
ひと口に車いすと言ってもいくつものタイプがあること、今日は3種類のタイプを持って行きました。みんな興味しんしんの様子です。車いすに座って押される、車いすを押す-両方を経験してみての感想は「不思議な感じがします。」「ちょっと怖かった。」という声が数人から上がりました。講師「乗っている人に必ず声を掛けること-動きます、止まります、曲がります-、、でないと乗っている人は怖いものなのです。『常の相手の身になって考える』ですよ。」と伝えました。
最後に車いすのまま乗ることのできるリフトカー体験です。「町を走るこんな車を見たことある!でも操作や乗ったことは初めて!」となんだか楽しそうです。でも実際に車いすに座ってリフトに乗ってみると「思ったより高く感じる!」と笑顔の中にも少しドキドキしている表情が印象的でした。
みなさんから丁寧なご案内や紹介、ご挨拶をいただいて職業講話は無事に終わったのでした。そして、8日後の今日2月1日、生徒さんが書かれた感想文が中学校から届きました。






皆さんの文章を読んで、こんなにしっかり聴いて、しっかり感じて、しっかり解って、しっかり考えてくださっていたのか、と驚いています。こちらのメッセージがこのように伝わったことに喜びをもって読ませてもらい、涙がにじんできました。こんなにやさしくたくましいみなさんが「福祉」に心を寄せてくださり、将来が楽しみになってきました。