「豆の皮むきを手伝っていただける方は、お願いしま~~す!」という元気な声が昼食が終わった食堂に響きます。

新緑と薫風の頃、畑の豆がようやく太っちょさんになり、収穫の時を迎えますね。食の全てを行う栄養課--豊年福祉会では直営です。この日は夕食に豆ごはんが登場します。軽費老人ホームのご入居者様に皮むきを手伝っていただこう!となりました。

若きスタッフと共に慣れた手つきで進みます。「青っぽい、良い香りやわ~」「昔はよくこうして母の手伝いをしたよね!」などの声が聞こえます。でも見事に手は早く動いていきます。

「小さい頃、早く田植えの準備をしないといけないから、と慌ててエンドウ豆を収穫してむいたものね。私は背をパカッと開いて親指で一気に豆をさやから外す方法よ。」

むいた豆は、豆ごはん、豆お粥、煮もの、として調理され食卓に上ります。やはり青い甘いなんとも言えない良い香りがします。日本人はこの香りとこの色で、初夏がやってきたなーと思うのです。