モーツァルトが流れる特別養護老人ホーム明星の最上階にある星徳館(せいとくかん)~ 11月が始まった秋の夕暮れ、本日は『ディナーの日』。メニューが皆さまをお出迎えします。
実際に栄養課で試作したものを撮影しました。メニューは全て栄養士の自作で「目で見て楽しく選んでいただきたいー」との思いがこもっています。
この日の交野山はモヤが掛かり、暮れ行く夕べの空になんとも言えぬ秋の風情を感じます。
栄養課と特別養護老人ホームのコラボレーション企画のこの日、栄養士が会場にいち早く訪れ、陣頭指揮を取ります。「あ~上手く運ぶかなー。」栄養士の胸の内はドキドキ、緊張でいっぱい!なのでした。「コロナ禍で外出もままならない状況の中、ホーム内で少しでも日常と違った雰囲気を味わっていただきたいです。」ーそのような想いは特別養護老人ホームと栄養課が同じ気持ちでいます。話し合いを重ね「ディナーの日」を企画しました。特別養護老人ホームの行事でもありますが、本日のブログでは栄養課の「仕事」も同じ位ご紹介させていただきたいと思います。
ご入居者様にはお好みなものをあらかじめお聞きしてあります。メイン料理と主食、お好みは見事に半々に分かれていますね!
テーブルセッティングもでき、皆さまをお待ちしています。スタッフが分担してグッズの数々を用意しました。

「いらっしゃいませ!」「どちらをお選びでしょうか?」「私ね、、こちら!お魚にしました!」本日はおしゃれをしておられます。
スタッフがご助言したり、お手伝いをして、女性も男性もいつもとはワンランクアップした装いをされて会場入りです。

皆さまのテーブルの真横で、栄養課スタッフにより調理がスタートしました。パンプキンスープを温め、ロールパンを温め、ライスをセッティングします。いつもは白い調理服なのですが、本日は各自用意したエプロンと三角巾で皆さまをおもてなしします。


スープを召し上がっている間にメイン料理の準備。温野菜を盛り付けしています。魚と肉でお皿を分けました。
魚料理は「鮭のムニエル」~~小麦粉がまぶされた鮭がバターで焼かれます。 あー良い香り!!特別養護老人ホームスタッフは「立派なお魚とお肉を用意いただいて感激です!」
いつもしていることは今日も同じーきちんと焼けているか「中心温度」を必ず計ります。
生クリーム、小麦粉、バター、コンソメ、レモン汁で作ったレモンクリームをかけて、完成!
さて、真横では肉料理が調理されています。「今日はグレードアップしたお肉を用意しました。」ステーキはガーリックで香りづけをしてこんがりと焼いていきます。会場はバター、ガーリック、お肉、お魚の香りが混ざり合い、、、このいい匂い、届いていますか?
メイン料理が完成しました。栄養課のスタッフは「阿吽の呼吸」です。綿密に話し合った訳ではないのですが、きれいに流れて進んでいきます。
「お待たせいたしました。メイン料理の鮭のムニエルです。ゆっくりとお召し上がりください。」「いや~、美味しそうやね~。はい、いただきます。」

皆さんがメイン料理を召し上がっている様子をと頃合いを見計らい、栄養課ではデザートの準備に入ります。本日のデザートメニューは「コーヒーor紅茶、オレンジが添えられたアイスクリームチョコレートソース掛け」です。

「コーヒーをお持ちしました。ごゆっくりなさってください。」「アイスクリーム!ねー、デザートって別腹なのヨね~!」はい、おっしゃる通り!

本日、栄養課6名のスタッフが担当しました。コース料理を温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、皆さまを待たせることもなく、時間通りに始まり、時間通りに終わる ー チームワークで黙々と大仕事を終え、サッと退場です。
特別養護老人ホーム施設長は言います。「ご入居者様はお食事をとても楽しみにされています。それに長年の歴史がある栄養課が応えてくれ、介護スタッフと同様にご入居者様に楽しんでいただくには、、、と考えてくれています。今日みたいにご入居者様の真横で調理&準備されている姿を見て、沢山の調理スタッフがお食事に関わってくださっていることを皆で実感しています。心より感謝します。」
一方、栄養課のスタッフは「普段は召し上がっている様子を見る機会がなかなかなくて、自分たちが作ったものを美味しそうな表情を見るとやはり励みになります。」担当した特別養護老人ホームスタッフも「皆さま、きれいに召し上がってられて、正直言って驚きです!」お腹もいっぱいになり空間を味合われ、ご入居者様はそれぞれのお部屋に戻っていかれました。良い夢を見てくださいね!おやすみなさい。